日本の伝統医療である鍼(はり)と灸(きゅう)を使って、ツボを刺激して血流を良くしたり、皮膚や筋肉に分布する感覚神経を刺激することで脳などの中枢神経を介して、筋緊張や痛みを緩和させる効果があります。
自律神経系・内分泌系・免疫系といったシステムに働きかけ、体内の恒常性(ホメオスターシス)の維持を図ることで自然治癒力や自己免疫力といった患者さま自身が本来持っている力を高めていきます。
元々は中国で始まった東洋医学で、日本でも江戸時代末期までは「風邪を引いたら家で鍼灸治療」「胃腸が悪くなったら家で鍼灸治療」というくらい身近なものでした。その後、明治時代からは西洋医学が中心になりましたが、世界保健機関(WHO)も鍼灸治療の効果は認定しており「予防医学」という観点から日本でも再び注目が集まり始めています。
慢性的な肩こり・腰痛・関節痛などの運動器疾患は勿論、大きな病気にはなっていないけど何となく調子が悪いという方や、身体の健康を保ちたいという方は、是非一度当院の鍼灸治療を試してみませんか。
初診料 | 2,000円 |
施術料(全身施術) | 5,000円 |
施術料(局所施術) | 3,000円 |
個人専用鍼キープ |
1,500円 |
使い捨て鍼 | 300円 |
※施術内容・部位によっては料金がお安くなる場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
※全身施術は仰向け・うつ伏せの施術を行うため、1時間以上のお時間をみておいてください。
※局所施術は肩こり・腰痛・膝の痛みなど部位ごとの施術を行います。
医師から鍼灸施術が適当であるという同意がもらえれば、料金の一部が健康保険の適用となります。
健康保険適用となる病気
・神経痛…坐骨神経痛など
・リウマチ…急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの
・頚腕症候群…頚から肩、腕にかけて痺れて痛むもの
・五十肩…肩の関節が痛く、腕が挙がらないもの
・腰痛症…慢性の腰痛、ギックリ腰など
・頚椎捻挫後遺症…頚の外傷、むちうち症など
その他、これらに類似する疾患など
※医師に書いていただく「同意書」などは当院で用意いたしますので、お気軽にご相談ください。
当院では、主に直径0.18~0.20mmの髪の毛とほぼ同じくらいの非常に細い鍼を使用しているため、施術時に痛みを感じることはほとんどありません。
感染症を予防するために、当院では高温高圧滅菌器(オートクレーブ)により完全消毒した鍼もしくは一回限りの使い捨て鍼(ディスポ鍼)を使用し、皮膚をアルコール消毒してから治療を行います。また、元々鍼灸施術には薬のような副作用はありませんので、安心して施術を受けていただけます。
鍼灸施術を受けた後は、「身体が軽く感じる」「暖かくなる」といった効果を感じることもありますが、身体の中の自然治癒力・免疫力が高まるため「重い」「だるい」「眠い」といった感覚を覚えることもあります。これらの反応は一時的なものですので心配は不要ですが、できれば施術を受けられた当日は安静にして十分な睡眠を取って頂くようお願いします。
このような反応が出る理由としては「刺激が強かった」「患者さまの体力が低下していた」などの理由が考えられます。反応が出ることは決して悪いことではないのですが、不快だったり嫌な思いをする方もいられると思いますので、次回の施術からはなるべく反応を出さないように対応しますので、お気軽におっしゃってください。